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探偵はBARにいる 感想 (総合:☆☆☆★★)

 映像:☆☆☆★★
 キャラ:☆☆☆★★
 ストーリー:☆☆☆★★
 俳優:☆☆☆★★
 総合:☆☆☆★★


 アマゾンで配信していたので見てみました。今回の映画は探偵はBARにいる
 北海道のとある歓楽街のある晩、ひとりの男が殺害された。その事件は未解決のまま世間から忘れ去られていった頃。
 ある日、事務所ではなくバーを拠点にする探偵に、奇妙な依頼が入る。
 依頼人はカネを振り込み電話するだけで顔も見せず、ただ【コンドウキョウコ】と名乗るのみだったのだ。
 調査を進める内、コンドウキョウコなる人物は既に死亡していることを知り、探偵もヤクザたちに過激な“警告”を受けることになる。
 果たして、探偵は謎の依頼を完遂できるか? 無気力な空手の達人を相棒に、今日もエンストを続けるレトロカーのゴキゲンを取りながらススキノを走り抜ける!


 雪原で大泉洋が酷い目に遭っているだけで滲み出てしまう“どうでしょう”感


 シナリオ、演出、映像、全てにおいて良くまとまっているが、正直突出して称えるべき点も見受けられない。
 やはり、この作品のキモは探偵を演じる大泉洋にあるだろう。クールでありながら激情家というハードボイルドバリバリのキャラクターなのだが、滲み出るコミカルさと視聴者(つーか俺)の中にある“水曜どうでしょう”のイメージのせいで、悪い意味で面白くなってしまっている。
 雪に埋められるシーンとか、横からヒゲの『ブハハハハ』とか笑い声が聞こえそうだし、黒バックに白太字で

 埋
 め
 ら
 れ
 た


 みたいなテロップが見えてきた。
 アクションシーンも捨て身で頑張っているし、北海道という空気感を上手く使っている。面白いのだが……。
 逆にこれを見てから水曜どうでしょうを見るのも可哀想だなぁ……。
 
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ラ・ラ・ランド 感想(総合:☆☆☆★★)

 映像:☆☆☆☆★
 キャラ:☆☆☆★★
 ストーリー:☆☆☆★★
 俳優:☆☆☆☆★
 総合:☆☆☆★★


 配信していた映画を見ています。今回はラ・ラ・ランド
 女優を夢見る主人公は、多くのオーディションを受けるが、中々うまくいかない。
 焦る中、ある青年根にであう。青年は本当のジャズを表現するための店を作ろうとしていたが、こちらも思い悩んでいた。
 果たして、ふたりの夢はどうなるのか? 夢を諦めることが正しいのか?

 映像と音楽の融合した一流の作品!
 切れ間なく長尺で回される名シーンが繰り返され、演じる俳優たちも完璧に演じきっている。
 音は後付だと思うんだが、口パクとの合い方からして、本当に歌っているっぽい。
 シナリオはよくあるといえばそうだが、それだけに王道で盛り上がる内容となっている。非の打ち所もないレベルのハイスペック作品。

 ただ、もうワンポイントとして気になったのが、見終わったときに口ずさめる曲が一曲もないことに気付く。
 好き好きだとは思うんだが、他のミュージカル映画を見終わったときに発動した、『頭の中で映画が回り続ける』現象が起きなかった。
 映像的には思い出せたんだけど、個人的には『名シーン』はあっても、『名曲』は見受けられなかった。

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俺たち賞金稼ぎ団感想 (総合:☆☆☆★★)

 映像:☆☆☆☆★
 キャラ:☆☆☆★★
 ストーリー:☆☆☆★★
 俳優:☆☆☆★★
 総合:☆☆☆★★


 配信していた映画を見ています。今回は俺たち賞金稼ぎ団
 常に金銭面で苦労している劇団は、捕まえれば賞金三百万円という賞金の掛かった指名手配犯の逮捕に向かう。
 劇団のメンバーは、全員が一癖ある劇団員だったから、さあ大変!
 世間ではデーボス軍が暴れまわってるし、世界の終わりを前にしてキョウリュウジャーよりもまず俺たちをなんとかしなきゃ!


 スーパー戦隊じゃないスーパー戦隊作品
 世界観はキョウリュウジャーと共有しており、しばしばニュースなどが扱われていが、別に戦いはしない。
 世間ではデーボス軍と騒いでいるのだが、そんな中でも生活を守らなきゃいけない小市民たちの話というのは斬新である。
 坂本監督らしくフトモモの描写が死ぬほど多く、戦隊のOB・OGもたくさん出ているので、戦隊ファンは俳優たちの活躍を見て良いでしょう。特にシンケンゴールドファンやメレファンは必見ですね!

 ……ぶっちゃけると、そこまで話は面白くない。
 シナリオは悪くないと思うのだが、キャラクターが露骨に俳優を生かしすぎて、ややリアリティに乏しい。
 ファン映画と言う感じなのだが、個人的に致命的なのが追加メンバー勢が出ていないこと。他の戦隊OB・OGを出すよりキョウリュウジャーを出して欲しかった。
 ファンなら見ていいとは思うが、正直、そこまではお勧めしない。ファンサービスとしても単独映画としても、どこか中途半端なのだ。

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ライムライト 感想【総合:☆☆☆☆★】

 映像:☆☆☆☆★
 キャラ:☆☆☆★★
 ストーリー:☆☆☆★★
 俳優:☆☆☆☆★
 総合:☆☆☆☆★

 テレビで放送していたので観ています。今回はライムライト
 落ちぶれたコメディアンが自殺しようとする女性を偶然助け、その流れでその女性を快方する。
 女性は元々はバレエダンサーだったが、巡り合わせから仕事もクビになり、病からダンサーとしての希望を断たれていた。
 しかし、彼女の病はすでに治っており、心因的な理由からの足のマヒだと医者は云う。
 コメディアンの男は、彼女を文字通り立ち直らせ、そして生き直させるために奮闘する。


 喜劇王チャップリンシリーズの有名タイトル。
 視聴は二回目ですが、前回は子供の頃に観ていたので『チャップリンなのにコメディが少なくて退屈』という感想でした。
 それもある意味で当然で、この物語は落ち目にあるコメディアン=実際のチャップリンとリンクしており、本編のほとんどがシリアスに展開する。
 そこから、チャップリンの名作・『独裁者』から繋がる、人の命の意義を語り掛ける作品となっている。
 コメディアンとバレエダンサー、ふたりが支えあい、光と影のように思いを伝えあうシーンは、やはり劇的。
 もちろん古臭さは感じる所も多々あるが、それを補って余りある名作であると確信する。


 ただまあ、この作品を観てからチャップリンに興味を持つのは良いが、この作品を観る前にチャップリンの人生に関して調べるのは微妙。
 歴代のスターにはよくあることなのだが、華々しく、そして薄暗いエピソードがチャップリンには数多く存在する。
 それを知った上でこれを観るか、知らずに観るか、どちらも解釈が異なってくることになると思う。
 色々な意味でチャップリンという俳優を語るうえで欠かせない映画になっている。

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エベレスト 感想【総合:☆☆☆★★】

 映像:☆☆☆★★
 キャラ:☆☆☆★★
 ストーリー:☆☆☆☆★
 俳優:☆☆☆☆★
 総合:☆☆☆★★

 ネットカフェで配信していたので見ています。今回はエベレスト
 実話を基にした映画で、エベレストに挑む登山家たちの話。
 突然襲ってきた嵐に翻弄される人々、彼らは生きて山を制覇できるのか…?

 映像的にも頑張っているし、シナリオも実話を基にしているだけあって迫力がある。
 予定調和といえば予定調和ではあるのだが、実話だからしょうがないように思う。
 期待通りの内容で、かつ予想通りの内容。タイトルとあらすじを見て所見の印象と全く同じ内容だと思っていただいて差し支えない。
 
 

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ママチャリ日本一周するために仕事を辞める変人。
特撮・古マンガ好きの若いのに懐古という変人です。

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