コンスタンティン 感想【総合:☆☆☆★★】
キャラ:☆☆☆★★
ストーリー:☆☆☆☆★
俳優:☆☆★★★
総合:☆☆☆★★★★★
撮りためていた映画を観ています。今回はコンスタンティン。
生まれながらに悪魔や天使を見ることが出来る能力を持ち、そのせいで自殺を計ったことで死後の地獄落ちが決まった悪魔祓いの男。
(キリスト教では自殺は重い罪とされている)
聖なる道具を溶かして作った黄金のショットガンやメリケンサックを駆使し、悪魔たちを倒していく。
シナリオはかなり好み。
終盤のサタンやガブリエルとのやりとりはかなり魅力的。
CGのクオリティは高いと思うし、武器デザインや魅せ方もジャパニメーション的でツボ。
…ではあるんだけど、本命であるはずのアクションが、かなり勿体ない。
悪魔たちははほとんど手も足も出ず、主人公のキアヌ・リーブスに対抗できずに次々倒されていく。
これがキアヌ・リーブスの強さってことなんだろうけど、これが主人公が強いじゃなくて敵が弱そうという風に見えてしまう。
なんというか、二時間しかないのに敵キャラクターを出し過ぎたように思う。そのせいで悪魔たちがどういうキャラだったのか分からない。
好き嫌いの話になるが、銃で倒している敵が多すぎるのもマイナス。もっと肉弾戦を駆使して倒してほしかったかな。
刀を使わないブレイドシリーズって感じ。
世界観は魅力的なので、肉弾戦等にこだわらない方には非常にオススメ。