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黄金バット(1966年) 感想【☆☆☆★★】

 映像:☆☆★★★
 キャラ:☆☆☆★★
 ストーリー:☆☆☆★★
 俳優:☆☆☆★★
 総合:☆☆☆★★

 アマゾンプライムで配信していた映画を観てます。今回の映画は黄金バット
 ある日、惑星イカロスが地球に衝突することを突き止めたアキラ少年は、それを阻止しようとする秘密機関に拉致・勧誘され、その一員となる。
 超破壊光線砲を発明していたが、それを奪おうとするのは宇宙制服を策謀する怪人・ナゾー。
 その戦いの中、超破壊光線の部品のためにアトランタス大陸を探訪中、ナゾーの襲撃を受けるが、その危機を救うべく黄金バットが蘇った。

 “まずやってみよう”見切り発車から特撮映画を作った。
 元々、紙芝居が原典だった黄金バットを映像化しようということで、日本映画史でも、かなり初期の“映像化特撮作品”と言って良い。
 (この前に黄金バットがもう一度映像化されているし、そもそも特撮映画の基準が難しいのでアレだが)
 小道具やメーキャップは、かなり不自然な点も散見されるし、黄金バットの設定も作中で明かされない。

 しかし、少女の危機を救うべく、金色の蝙蝠に呼ばれて現れるスカルヘッドというキャラクターのインパクトは凄まじい。
 設定の不明瞭は有るし、古臭さは隠しようもないが、昭和作品独特のダイナミズムは魅力的。
 古すぎるという一見の価値は充分あるように思う。
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

ペット 感想( 総合:☆☆☆★★)


 映像:☆☆☆★★
 キャラ:☆☆☆★★
 ストーリー:☆☆☆★★
 俳優:☆☆☆★★
 総合:☆☆☆★★

 アマゾンプライムで配信していた映画を観てます。今回の映画はペット
 飼い主が居ない間のペットの動きを知っている人は少ない。
 彼らは、飼い主が居ない間、音楽を聞いたり、テレビを見たり、他のペットの家を訪ねたりしているのだ。
 そんな自由奔放なペットライフを過ごす雑種犬のマックスだったが、ある日、飼い主が保健所から大型犬を引き取ってくる。
 そのことが気に入らないマックス、そんな中、ふたりの小競り合いから首輪が千切れ、町中を巡る大冒険が始まった!


 期待通りだが、予想通りだった映画。
 あらすじを見たまんまの映画だった。
 キャラクターが動物であってファンタジー色が弱い。
 ひとりひとりのキャラ作りはシンプルでありながらイキイキしていてるのだが、掘り下げが甘い。
 例えば、マックスたち二匹の友情は予定調和であり、デカイ犬のキャラ作りがシンプルすぎるし、以前の飼い主が居たことが唐突。
 マックスが好きなポメラニアン、友達が欲しいコンドル、シニカルなデブ猫、悪いウサギなど、キャラは立っているのだが、それ上の展開が無い。それぞれひとつずつ見せ場を作ったら、そのあとは居るだけのキャラになってしまう。
 シナリオ作りとしても伏線がなく唐突、いきなりカーチェイスするのも違和感が強かったし、子供向けという印象になる。
 悪役チームのウサギのシーンも良いと思うのだが、それまでにウサギ以外の3体のキャラ立てと相互の感情を読み取らせてほしかった。

 終始ドタバタしていて映像的な面白さは申し分なし、分かりやすい100点の映画。決して120点ではないが。


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ママチャリ日本一週#51 仙台

 さて、長かった冬が終わり、楽天開幕したり、そして自転車旅行も再開です。
 思えば冬の間はパチンコ屋でアルバイトしたり、アルバイトしたり、アルバイトしたり……。
 あ、はい、すいません。アルバイトしかほとんどしてませんでした。
 パチンコ屋のアルバイトは一日中ホール内を歩き回ってドル箱を上げ下げしてダイエットになるわ、時給が良いわ、他の職員さんが面白い人ばかりだわ、かなり勉強になりました。
 ギャンブルという性質に辟易とする部分も感じながらも、やっぱり人と接する仕事は楽しい!

 ツイッターをチェックして下さっている方はご存知かもしれませんが、バイトは3月いっぱいでやめていました。
 ただ、離職票や保険証の手続きなんかで手間取り、丸一か月遅れとなっています。
 免許証を失くしたり、保険証の申請に時間かかったり、色々あり、一か月野球好きのニートやってました。


 やること。
 :水道水、美味いのはどこだ選手権(下位は発表しない予定)
 :牛丼ツユギリはどこまで通じるのか選手権(今のところ、通じない店がほとんどない)
 :四国八十八カ所巡り(水曜どうでしょうを見ていたら面白そうだったので。世界平和と楽天優勝祈願で回ります)


 よくある質問
 :海岸線で一周はしない(それだと海なし県を回れない)
 :県庁所在地をチェックポイントにもしない。(県庁所在地の町は寄るが、そこで写真撮影とかはしない)
 :先から先まで行って仙台に戻ってきて一周(細かいルール決めると面倒になる)
 :被災地復興の募金とかはやってない(趣味です)
 :テント持ってますか(なぜか聞かれます、持ってます)

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テーマ : 一人旅
ジャンル : 旅行

キン肉マン 第206話 完璧超人始祖よ、永遠に!の巻 感想

 最新話はこちらから!


 最後はやはりこの男!

 試合中に完全に相手を抹殺するのが完璧超人、試合後でも自分の思想で相手を殺すのが悪魔超人。
 ザ・マンに手を掛ける、っていう行動自体が完璧との決別でもあるということか、そもそもここで突撃すべきはネプチューンマンたち完璧勢だった気もするが、この辺りはテリーマンがジャスティスにダンベルを渡したりしたこともあり、
 億年単位の過去から続く不死に対する自立の表明でもあったが、それでも止めたキン肉マンの思惑やいかに。
 個人的には、ザ・マンが悪魔将軍に抜かれたのならば、ザ・マンにもまた悪魔将軍を抜き返して欲しかったのではないかと思う。
 今回は悪魔将軍が勝ったが、次はザ・マンが成長すれば良い。完全であるはずのザ・マンにも成長の可能性を見ているのではないだろうか。

 今までの険しい表情とは変わったザ・マン。
 悪魔将軍を以って面白いと云わせた男、キン肉マン。彼はふたりのオリジンに何を伝えるのか。
 以下次号!



テーマ : キン肉マン
ジャンル : アニメ・コミック

キン肉マン 第205話 真の奥義!の巻 感想

 最新話はこちらから!


 待ちに待った壱式奥義、登場!

 壱式奥義なのかあえて明言していなかった事実が判明したような形。
 ただし、作中ではあくまでも地獄の断頭台の改良版としてのみ語っており、壱式奥義とは言っていなかった。
 しかし、これは“悪魔将軍として”戦っているのだから言葉にはしなかったのであり、その精度は壱式奥義に相応しいものだったように思う。
 ちなみに、奥義は戦いの中で磨いていくという考え方は以前から見られる概念。キン肉マンのキン肉バスターなどは破られてからも制度を増している。 

 神威の断頭台はセットアップは従来型の地獄の断頭台と全く同じであり、相手が地獄の断頭台で仕留めきれるようならそのままキメればいい。
 急速落下しながらバランスを取っている四肢を中心に戻し、そのまま片足に全重量を掛ける。
 普通にやったら体勢が崩れたり、重量を掛けている方の足が負担で折れそうなものだが、その辺りの問題をロンズデーライトパワーが解決してくれたということだろうか。

 そしてチマチマっと出たエピソード。
 ここでセリフが有るサイコは存在消滅、シルバーは実体化する力を譲り、アビスは直接葬った。全員ゴールドマンの行動から永遠に消え去ったメンバー。
 全員が数億年来の付き合いだったはずだが、過ぎ去った過去になってしまった。

 当ブログでも何度何度も気にしていた問題が解決。
 とうとう破けた仮面の下、次に発する言葉は完璧超人軍首領:ストロング・ザ・武道としてか、地獄の絶対者:超人閻魔としてか? それとも…?

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ジャンル : アニメ・コミック

劇場版 ムーミン谷の彗星(2015) 感想【総合:☆☆★★★】


 映像:☆☆★★★
 キャラ:☆☆☆★★
 ストーリー:☆☆★★★
 俳優:☆☆☆★★
 総合:☆☆★★★

 アマゾンプライムで配信していた映画を観てます。今回の映画はムーミン谷の彗星
 ある日、ムーミン谷で花が灰まみれになっていたり、異変が起こる。
 谷の哲学者はそれが彗星の接近が理由であると告げる。ムーミントロールと友人のスニフは事実を確かめるべく天文台へと冒険に出発する。
 その途中、スナフキンやスノークのお嬢さんに出会う。


 含蓄いっぱいのムーミン節がいっぱい。
 映像はフェルトで作った薄っぺらい人形を動かすストップモーション。
 安っぽいと言えば安っぽいし雑に見えるところも散見される。シナリオも流星が来て、それを洞窟に隠れてやり過ごす、それだけ。

 ただ、天文台に行くという目的ではなく、なんでもない冒険と、その中の出会いや選択を描いている。
 特に何かメッセージ性があるわけでもないが、ないわけでもない。
 例えば、谷の底の宝石にスニフが拾いに行き苦労をしたり、遊びで山の上から岩を落とすとそれでケガをしそうな目に遭う人が居たり。
 メッセージを汲み取ることができるならそれでもいいし、無いなら無いで良い。

 俺は好きな作風だが、かといって出来が良い作品であるかを問われると困る。
 決して駄作ではないのだが、人には勧められる映画でもない。

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ジャンル : 映画

ムーミン 南の海で楽しいバカンス 感想【総合:☆☆★★★】


 映像:☆☆★★★
 キャラ:☆☆★★★
 ストーリー:☆★★★★
 俳優:☆☆☆★★
 総合:☆☆★★★

 アマゾンプライムで配信していた映画を観てます。今回の映画はムーミン 南の海で楽しいバカンス
 ある日、ムーミン谷に海賊がやってきた。その後、大海原へと旅立つムーミン一家は南の島に辿り着く。
 ムーミンたちが南の島に行くが、谷とのギャップにハチャメチャなバカンスが始まった。


 ムーミンのキャラでやる長編サザエさん。
 ムーミンはフローレンに嫉妬する以外に見せ場がないし、フローレンはホテルではしゃぐ女の子、ミィはは騒ぐだけでセリフも無い。
 ムーミンママが田舎のおばちゃん、ムーミンパパが田舎から出てきて金持ちだと勘違いされてもてはやされるオッサン。
 ただデザインがカバなだけのステレオタイプキャラクターになっていて、ムーミンの寓話性が無くなっている
 子供向けのアニメーションとして観れば十分な水準だが、含蓄溢れる寓話的なムーミンを期待していただけにガッカリだった。
 ムーミンというバックボーンを捨てて、ただのアニメとして見ると、児童向けの内容のないアニメ、という感想で終わる。

 魅力的なキャラクターに改変するなら構わないが、テンプレートで薄っぺらいキャラクターになっているだけ。
 いつもマイペースに動じないキャラクターたちが、バカンス生活に辟易するシーンは観ているこっちも元気にはならない。
 バカンスシーンもこれというアイデアが無く、退屈な映像が続く。
 常に全裸のキャラクターが、カジノで金を稼いでセクシーな水着を買うシーンは、ツッコミ入れたら負けかな、と思うレベルの暴走。
 ツッコミ待ちでボケている相手にツッコミを入れるのは、凄まじく癪だ。

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ジャンル : 映画

ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲 感想【総合:☆☆☆★★】


 映像:☆☆☆★★
 キャラ:☆☆☆★★
 ストーリー:☆☆☆★★
 俳優:☆☆☆★★
 総合:☆☆☆★★

 アマゾンプライムで配信していた映画を観てます。今回の映画はゼブラーマン2
 前作において地球を救ったセブラーマンだが、その際に世界を救ったヒーローとして報道され続けたことで日常は崩壊。
 教師としての職を失った上、一家は離散。そんな中、謎の科学者に拉致され、次に目を覚ますと主人公はゼブラーマンへの変身能力を失った上、東京は恐怖のゼブラシティへと姿を変えていた。
 ゼブラシティでは朝夕5時に警察官など一部の権力者が“いかなる法にも束縛されない”という法律が制定されていた。
 10分の犯罪で多くの生活弱者は痛めつけられ、弱肉強食の世の中が広がり、その頂点には“ゼブラクイーン”が立っていた。


 嘘くさい設定でも、走り抜ければ白黒付いたと言って良いのだ。
 ゼブラタイムの設定はウソ臭い。5分で集団レイプできるか? と言われれば確かに怪しい。
 しかしながら、突き詰めて考えると事後に訴えるとしても、レイプの痕跡は残るだろうが、それが5時5分のできごとか、5時6分の出来事か、2時間後には証明できない。
 全員が権力者であるというなら、実はこの法律、いくつかの注意さえ現実的にはできなくはないように思う。
 基本的に抜け道があるルールだし、これで犯罪件数が減るというのも理解できる。犯罪が犯罪でなくなるのだから。
 他にも有り得ないことは多いのだが、いざ指摘しようとすると穴らしい穴ではなかったりする。
 シナリオ的には荒唐無稽では有るが支離滅裂ではない。ちゃんと作中世界設定には合ってる。

 ただ、難を上げるなら“ゼブラーマン”ではないのだ。
 前作は冴えないオッサンが唐突に変身し、預言めいた大昔の特撮に導かれて戦うという設定だったが、今回は最初からヒーロー。
 世界観も現代に宇宙人が現れたというものではなく、劇中劇での予言も無く、世界観もディストピアな近未来フレーバー。
 キャラクターで今回続投しているのは主人公とその教え子くらい。教え子も成長したという設定で別の俳優になり活躍らしい活躍はしない。おのれディケイド。

 新キャラクターのゼブラクイーンは、エロくて美人で強い、というキャラだと思うのだが、あまり魅力的ではない。
 アクションシーンは顔出しキャラクターのサガであまり迫力が無いし、キャラクターの行動理念も良く分からない。
 ドラゴンボールのピッコロ的な表現だが、どうにも善悪論としてキャラクターが立ってないし、悪というならもっと残虐さを表面に出して欲しいし、
 そもそも、完全体のゼブラーマンの悪の要素というのが、こんなに尖っているというのも不自然。前作のゼブラーマンは善良な一般人だったからだ。
 しかも、白と黒の激突が少なく、作中で決着が着かないのだ。白黒付けろよ


 タイトルであえて“2”を付けなかったのは、おそらく販売上の戦略かな。前作を知らなくても観られるというアピールだろう。
 確かに前作を観てなくても楽しめる。楽しめるのだが、逆に前作から続けて観ても仕方ない。
 矛盾が有るわけではないが、前作から期待していたファンからはガッカリする作品。
 前作で平凡な男の活躍を描いただけに、その世界観を断ち切ってしまったのは勿体なかった。 

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忍者狩り(2015年) 感想【総合:☆☆☆★★】


 映像:☆☆☆★★
 キャラ:☆☆☆★★
 ストーリー:☆☆★★★
 俳優:☆☆☆★★
 総合:☆☆☆★★

 アマゾンプライムで配信していた映画を観てます。今回の映画は忍者狩り
 ひとりの男が目を覚ますと、そこには無数の下忍と、ひとりのくノ一の死体が有った。
 現れた拳撃使いの忍者は云う。『これはお前がやったのだ』と。
 失われた記憶、伊賀と甲賀における裏切り者とは?

 エイリアンがでないエイリアンVSニンジャ。 
 なんのこっちゃ

 主演も同じく三元雅芸氏。
 一般ではマイナーな俳優さんだが、イケメンなのにアクもある顔立ち、ドスが効いているが聞き取りやすい声、それになりよりリズムのよいアクションシーンは、一度見ると忘れられないものがある。
 シナリオは有って無いようなもの……というか、無い。冒頭五分でイメージしたまんまのシナリオ。
 ただ、顔出し長尺のアクションシーンが次々出るし、残虐描写もストレート。
 ロケ地も三か所くらいしかなく、低予算と低期間で作っているのが分かるが、それでも例によって例のごとく、しっかりとアクションシーンは作れている。
 キャラクターも立ってるし、映像と娯楽性だけを求めるなら全然問題ないレベルの映画。

 ちなみに、仮面ライダーやウルトラマンの肉体派キャラとしてちょくちょく演じている虎牙光揮氏が出ている。
 特徴的なキャラなので、ファンの人には普通にオススメできる。

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キン肉マン 第204話 硬度10♯の行く末!!の巻 感想

 最新話はこちらから!

 全霊対決、矛盾の戦いに決着近い!

 二度目の殲滅落としに耐えきる悪魔将軍だが、硬度では勝ってはいても大ダメージを負った。この辺りは強度=強さではないと分かるし、超人たちの基礎ルール。
 そして、互いに“膝”で“首”を強打する技をフィニッシャーとするスタイルで有り、片や閻魔の膝は粉砕されたが、悪魔将軍の一撃は閻魔の鎧を砕くことは適うのか?


 最後の最後、“あやつ”や“キサマ”ではなく、ザ・マンと呼んだ悪魔将軍の友情パワーは、果たして届くのか?
 正・悪・完、三者の見つめる決着近し! 次号を待て!

テーマ : キン肉マン
ジャンル : アニメ・コミック

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ママチャリ日本一周するために仕事を辞める変人。
特撮・古マンガ好きの若いのに懐古という変人です。

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