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キン肉マン 第143話 テリーが闘う理由!!の巻 感想 (テリーマンという男の考察)

「これはあくまで試合を運営する立場の者として言うんじゃが…健闘を祈っておるぞ」
「どうしても気になるというのならそれは真弓ちゃんの口から直接聞いてくれ」

このオッサン、知っているだけでなく何か隠してねーか?
前回もチラっと触れたけど、マッスル族の関連なのか?

 とりあえず、ウォーズマンも認めているのでネメシスVSキン肉マンは確定らしいです。参謀仕事しろ。
 それにしても最近はミートくんが仕事をしない。
 思うに解説役が必要な時はウォーズが居るし、司会進行はサイコさんがザクザク進めてくれているせいではないかと。

 そしてサイフォンリングは1階→2階→3階→4階と順に決着するらしい。五重のリングなどの伝統ですな。
 テリーマンVSジャスティスマンが始まるようですが、テリーマンが嫌いな奴はこの漫画を読むなと言われるほどのこの漫画を象徴するキャラクター、テリーマンの出番です。

 続きからテリーマン考察。
 シングルマッチ
 対スカイマン ○
 対ロビンマスク ×
 対ラーメンマン ○(ラーメンマン反則負け)
 対魔雲天 ○
 対アシュラマン △
 対キング・ザ・100t △
 対モーターマン -(対戦相手変更・ノーゲーム)
 対キン肉マン △(時間切れ引き分け)
 対キン肉マン △(とにかくおめでとう)
 対マックス・ラジアル ○

 タッグ
 対ローデス&ジャンヌ組 △
 対キン骨マン&イワオ組 ○
 対スカルボーズ&デビルマジシャン組 ○
 対アシュラマン&サンシャイン組 ×(パートナーはジェロニモ)
 対アシュラマン&サンシャイン組 ○(パートナーはスグル)
 対ネプチューンマン&ビッグ・ザ・武道(ネプキン)組 ○

 パッと見で分かる通り、この人、勝てる相手にしか勝ってないんです。
 奇跡の逆転ファイターであるスグルのパートナーですが、スグルのように神掛かった力が有るわけではなく実力的に勝てる相手にしか勝っていません。
 そんな中、テリーマンがジャイアントキリングしているのがラジアル戦・ミッショネルズ戦であり、完璧超人相手には無敗と抜群の相性を誇ります。
 作中で二試合以上完璧超人と戦い、そして敗北していない正義超人はキン肉マン、テリーマンだけです。(悪魔超人ではブラックホールと悪魔将軍)
 さらにゲームを有利に進めているのに時間切れになったり、必殺技で倒しきれなかったりと引き分けが多いのも特徴的。
 この辺り、フィニッシャー不足感は否めません。漫画的な必殺技が皆無と言っていいテリーマン。
 テキサスクローバーホールドやカーフブランディングなど、ジャンプして無茶苦茶な体勢で叩き落とす技でもなければ、肉体の有りえない変形を伴う技でもありません。人間にもできるプロレス技です。
 この辺り、超能力は仲間のピンチを察する靴紐だけというテリーマンの特殊能力の少なさが浮き彫りになっています。


 ならば、テリーマンは弱小超人なのか?
 そんなわけはない!
 並の超人があれだけの残虐超人に立ち向かえるか? アシュラマン相手に引き分けを取れるか? スグルのパートナーが務まるか?
 テリーマンはマッスルドッキングという技の存在からキン肉バスターもキン肉ドライバーも使用することが出来ます。
 それどころかカメハメ師匠の手ほどきを受けているので他のカメハメ殺法も有る程度は使える可能性も有り、ひょっとしたらマッスルスパークくらいは使えるかもしれません。
 ですが、彼は一族に伝わる伝統的な必殺技を使い続けます。それはあれらの技はキン肉族の技であり、自分たちテリー族の技ではないから。
 彼自身の信念もあるでしょうが、筋肉の付きにくい自分には向いていないということもあるでしょう。(二世設定)

 それでも彼は戦ってきた。
 カネのために怪獣を退治していた自分を恥じながらもスグルと一緒に怪獣に立ち向かった。
 友のために足を負傷してもリングに上がり、義足になって不安でしょうがなくても戦い続けてきた。
 友情パワーを奪われたことを恥じながらもグレートになった。超人参謀の地位を捨てられずに助けに行くのが遅れたこともあった。
 不安じゃないわけなない、怖くないわけじゃない、迷ってないわけじゃない、ずっとテリーマンは悩み続けてきた。
 それでも、テリーマンは戦う。自分のことを相手に知ってもらうために、そして相手のことを分かるために

 分からせてやれぇええええ! テリィイイイイイイ!
 迷いながら戦うジャスティスに、その名前の意味を教えてやれぇえええ!
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ジャンル : アニメ・コミック

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特撮・古マンガ好きの若いのに懐古という変人です。

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