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【ガガガ】米たに作品の最終回の先を予想・考察 ♯1【ベターマン・まりメラ】

 妙に長かった前フリが終わりました。

 では、本編です。
 ガガガ・ベターマンは公式に世界が繋がっている作品です。
 米たに監督作品であるし、両方がサンライズ社の作品なので公にグッズ・書籍などでも繋がりを明文化できます。
 しかし、もうひとつ、有りますよね? 米たに監督作品が…。
 その名はBRIGADOON まりんとメラン
 作中で声が岩ちゃんのアメリカ人が居たり、破壊(死)からしか創造(命)は生まれないというガガガ・ベターマンに共通するキーワードを持つ。
 推測なんですが、まりメラは制作会社は同じくサンライズなんですが、放送が名古屋テレビではなくWOWOW。
 で、勇者シリーズはタカラ系列のタイアップ、まりメラはバンダイビジュアルがタッグ元。
 この辺りの大人の事情で明言できないのでは…? とか推測しています。いや、分からないけどね。
 単に制作監督が同じで、根底的テーマが同じで、同じようなエセ外人が出ているだけでしょう。
 …。
 ……。
 ………。

 いや、それだけ繋がってりゃ充分じゃねぇ!?

 加えてガガガ世界だと2003年に宇宙飛行士ひとりで宇宙飛行が可能なほどに技術が進んでいるのも、
 1960年代から宇宙飛行を積極的に行ってきたから、って考えると合点がいくし。
 さらに、お互いに明かされなかった謎を補完しあえるのではないか、そんな感じで。
 続きから考察。


 ネタバレを多量に含みますので、ご注意ください

 『三重連太陽系→地球→ブリガドーン→?』


 まず、ガガガOVAで語られた地球は三重連太陽系の生まれ変わりと呼ぶべき存在であること。
 (ギャレオリア彗星は空間を超えるESウィンドウではなく、時間を超越しているものだった)
 これも簡単に語られるけど、かなり重大なポイントで宇宙が滅ぶほどの昔からゾンダー達は活動しており、宇宙全体を機界昇華し続けていた。
 そりゃ、ポロネズの本体の人も限界を迎えるわなぁ…。
 ソルダートJやトモロも長い間、本当に長い間、ゾンダーとして汚染され続けていたが、Jジュエルの保護が有ったのでしょう。
 ギャレオン(カイン)の発想としても真っ当で、護(ラティオ)を守る先としてギャレオリア彗星を選んだのもかなり筋。
 時間と空間を越えた先ならば息子を守り切れるはず。ただし数年のタイムラグのせいでパスダーから凱を守るために自分自身を傷つけることなり、護の成長を待たずにゾンダーと戦うことになったけど。

 で、その地球の未来の姿がブリガドーンであると最終回付近で明かされるが、ここで奇妙な現象が発生している。
 ブリガドーンはそもそも星ではなく一個の生命体であり、地下には大量の生命の水と呼ばれる存在が存在しているらしいのだ。
 これはどちらもブリガドーン作中の情報であり、しかもそれぞれの情報の出し方・出所からして、視聴者に対するブラフなどではないように思える。
 つまり、地球の未来の姿は生命体となり、地下には生命の水があふれるようになるということらしい。

 ここでキーワードになるのがベターマン。
 まず、地下の生命の水というキーワードはそのままリンカージェルを思わせるのだ。
 リンカージェルは地球の内部に石油のように存在している古細菌が変性し、他の生命との接触により巨大ロボット・ニューロノイドを動かすほどのエネルギーを生み出す。
 しかも透析によって不純物を取り出しさえすれば何度でも利用でき、デュアルカインドと呼ばれる超能力者との心のエネルギーによって発生する。
 人の心や存在そのものが力を引き出すという性質は、Gストーン、Jジュエル、ゾンダーメタルと同じ性質とも取れる。

 つまり、未来の地球は何らかのタイミングでリンカージェルによって存在そのものが生物化してしまっているのではないか?
 ここで出てくるのがZディスクというベターマン・ガガガの外伝作品においてその存在が明かされた破界王ではないか、と推測してみる。
 そもそもどんな存在であるかも明かされていないが、名前からして空間破壊的な能力を有していると想像に難くなく、後のブリガドーンの不安定な世界構造にも符合する。

 時系列的に講釈すると以下のようになる。


 1869年:メラン、ポイクン、クシャトーン、マリーンを連れて地球(ファニーワールド)へ。
 1969年:まりメラ本編。万博が一年前倒しされている。
 1997年:ギャレオン、護(ラティオ)を天海夫妻に託す。
 1999年:ダイブインスペクション、カンケル・アルジャーノン発生。
 2003年:凱の乗った宇宙船、EI-01に攻撃され、命の両親死亡、新種の種発生。
 2005年:ガガガ本編。
 2006年:ベターマン本編。
 2007年:ガガガOVA本編。
 ????年:Zディスク本編。ソムニウムとGGGの連合軍、破界王に戦いを挑む。

 GGGは帰ってきていないように思われるが、そもそもそこはそれ、GGGである。
 勇者たちは絶対に諦めない。 帰ってこないと思う方がどうかしている。
 ジェネシックにはギャレオリアロードと呼ばれる装備まで有るらしいので実際的に不可能ではないと思われる。
 そうでなければ、ブリガドーンで使われていた“天井裏のつぼ”のような物でもいいだろうし、等価崩壊のような現象での移動も有り得るのではないだろうか?
 戻るお膳立ては出来ている。確実に。間違いなく。勇者たちは戻ってくる。それはどんなに低い確率だとしても勇気で補える。

 連合軍の戦力はソムニウムと最強勇者ロボ軍団。
 アニムスの実は残念なことに世界中に発生してしまったと思われるので、変身は問題ないはず。
 だが、この連合軍が全力で戦うには地球では狭すぎる。ディバイディングドライバーのフィールドでも狭いと言わざるを得ないだろう。
 そこで発生するのが、地球とブリガドーンの間に存在する異世界:サヴマトン・カラーだったのではないだろうか?
 これがラミア以外のソムニウムの誰かの能力だったのか、GGGのブラックボックスなのかは判別しがたいが、とにかくそこに世界が出来た。
 (非現実的な食料などを考えると、もしかしたらBPLの技術なども流入していたのかもしれない)
 
 戦いは熾烈を極めたはず。
 破界王がゴルディオンクラッシャーやサイコ・バースすら弾くような存在であったかもしれない。
 対抗する手段として、地球そのものがデュアルカインドにしたのではないだろうか?こうすれば地球全土のリンカージェルから途方もないエネルギーを引き出すことができる。
 だがしかし、デュアルカインドである以上、パートナーが必要であり、白羽の矢が立ったのが過去の地球だったのではないか?
 ギャレオリアロードがその名前の通りの性能であるとすれば、時空間を飛び越えたリンクが可能なはずであり、
 さらにリンカージェルは使用限界の無いエネルギーソースなので過去の分を使い果たしてもタイムパラドックスは生じない。

 この戦いにおいて、破界王の撃破には成功したのと思われるが、結果として地球自体が生命体=ブリガドーンになってしまい、空間が歪んだ。
 そして、デュアルカインド化したことで過去の地球との接近という要素を生み出し、人類は耐えるためにアンプル化を必要とした。
 直感的で理論的な推測ではないんだが、生物がアンプルになるという要素がどうにも人間が実になるというベターマンの要素を踏襲している気がする。
 そして、人類がアンプル化してしまい、残った地球の管理者としてソムニウムがその役割を受け多い、後のブリガドーン人になったのではないだろうか?
 ブリガドーン人も長い寿命を持つが、人類の子孫というにはやや異形すぎる気もするが、ソムニウムの子孫であるとすれば納得できるのではないだろうか。

 このときに世界を等価崩壊から救うパスカを起こしたのが初代マリーンだった。
 またも直感的推測だが、これが華ちゃんだったんじゃないだろうか?
 作中でゾンダーが事件を起こすところになぜか出くわすという設定が有ったが、それはまりんがモノマキアたちに引き寄せあう要素にどこか似ている気がする。
 そして地球はブリガドーン化し、世界は変わった…で、華ちゃん以外に妙にそっくりな人たちが居る。

 以下、次回。

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