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戦火の馬 感想【総合:☆☆☆☆★】

 映像:☆☆☆☆★
 キャラ:☆☆☆☆★
 ストーリー:☆☆☆★★
 俳優:☆☆☆☆★
 総合:☆☆☆☆★


 取りためていた映画を見ています。
 今回の映画は戦火の馬。大戦直前のイギリス、ある貧乏牧場の酒浸りの経営者が農耕馬ではなくサラブレッドを買ってきてしまう。
 その暴挙のせいで破産寸前になるのだが、そのサラブレッドの根性と経営者の息子の絆によって危機を乗り越える。

 その後、戦争に突入し、サラブレッドは運命に翻弄されながらも、出会う人々と交流しつつ、旅をつづけ、奇跡的に飼い主の元に戻ってくる…という映画。
 何が凄いってこの映画、話が常にクライマックス
 映画を作るうえで永遠の宿題。すなわち、映像が先か? シナリオが先か? への回答が素晴らしい。
 技術的に良い映像が撮れるからストーリーをそういう方向にもっていくべきなのか?
 ストーリーを表現するために、映像的に無理なことでもやるか?

 例えば、ジュラシックパークはCG技術的に恐竜が描けたからこそ成立するシナリオだと思う。
 逆にスターウォーズエピソード4のチャンバラシーンなんて酷いシーンだったが、シナリオ的にはベイダーにオビワンを倒させるシーンは絶対必要。

 この映画の場合、それがどっちが先なのかが分からないくらいシナリオに映像がアジャストしている。
 馬の演技力が無ければ成立しないシーンがいくつもあるが、それもシナリオありきで名シーンになっているのだ。
 号泣できる映画ではないし、主人公が馬なので名言が飛び出すわけでもない。
 だがしかし、これは間違いなく名作。
 迫力あるシーンに引き込まれるシナリオ、常に視聴者を退屈させまいとするエンターテインメント性。


 動物モノって、動物のカワイさや演技を優先するあまり、シナリオがお子様ランチになりがちだが、ちゃんと戦争映画になっている。
 だが、戦争映画にありがちな説教臭さやむず痒さもなく、悲惨なシーンも最小限だと思う。
 とにかくバランスに秀でた名作映画。

 難癖をつけるなら、パッと見が難しそうな映画なのに、中身はエンターティメント映画であることかな。
 考えさせられる映画とか、号泣できる映画ではなく、真の意味でのファミリー映画。(家族全員が楽しめる映画)

 今年観た映画の中で、一番家族で観てもらいたい映画。
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ママチャリ日本一周するために仕事を辞める変人。
特撮・古マンガ好きの若いのに懐古という変人です。

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