ペイルライダー 感想【総合：☆☆☆★★】

　映像：☆☆☆☆★
　キャラ：☆☆☆★★
　ストーリー：☆☆☆★★
　俳優：☆☆☆☆★
　総合：☆☆☆★★


　録りためていた映画を観ています。今回はペイルライダー。
　金採掘を目指す小さな村と、その村の所有権を強引に奪い取ろうとする大富豪のいさかい。
　大富豪の嫌がらせに耐えながらも生きようとする村人たち、そんなある日、村人たちの前に謎の牧師（演・クリント・イーストウッド　ＣＶ山田康雄）。

　彼の男気に惹かれるように立ち上がる男たち、そして大富豪の雇った悪辣保安官軍団と牧師の銃撃戦が始まる！
　まず、イーストウッドがビックリするくらいカッコいい上、ショーンを彷彿とさせる演出、そして最後のアイデア満載の銃撃戦。
　シナリオもシンプルで見やすいし、期待通りのクオリティ。西部劇、イーストウッドファンならば必見の作品。

　総合３つ星にしている理由としては、テンプレートすぎることと、最終決戦においてイーストウッドが無敵すぎることかな。
　敵が弱すぎてイーストウッドが苦戦せずに勝ちすぎてスッキリしないし、雑魚散らしにしか見えない。もっと序盤から悪辣保安官軍団は出しておくべきだったと思った。
　というか、保安官助手六人をこれだけ簡単に片づけるなら、序盤から出ていた大富豪の息子とかをあのポジションで使えば良かったように思う。