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MW(ムウ) 感想【総合:☆☆★★★】

 映像:☆☆☆★★
 キャラ:☆★★★★
 ストーリー:☆☆★★★
 俳優:☆☆☆☆★
 総合:☆☆★★★


 ネット配信サービスで30日だけ無料ということなので、旅に出る前のお楽しみ、ということで映画見てます。
 今回はMW


 手塚治虫原作。というとファンタジー作品を連想する人も多いように思うが、『アダルト向け手塚治虫』のうちの一本。
 アトムやジャングル大帝は手塚治虫黎明期(というより日本漫画黎明期)の作品であり、子供の読むもの、子供たちに夢を与える物、というイメージで制作されていた。
 しかしその後、漫画業界として成長・発展していく中、『子供向けすぎてもう手塚漫画は卒業した』という読者が増え始める。
 それでも手塚治虫先生は折れなかった。だからこそ神。新たな地平。それが青年誌で描かれた数多くの名作たちである。

 MWは、その中でも奇子に匹敵する異常作品。
 エログロが入り乱れる頭がおかしくなる作品。同性愛描写などが多い作品であり、それを玉木宏さんが演じるということで『どーすんだ!?』と思っていたが、換骨奪胎。エロ要素はほとんど取り除かれ、主人公はよくわからないテロリストになりました。
 
 んー、まあ、玉木宏さんは頑張っていたと思う。イカれたテロリストに見えたし、脱がれても困るし。
 ただし、それだけ。シナリオやトリックは全く再現されず、内容としてはひたすら暴れ続けるだけ。
 原作再現をしないのは構わないが、それならそれで別の美点が必要である。
 佳作。
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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

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特撮・古マンガ好きの若いのに懐古という変人です。

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