キン肉マン 164話 雷撃の果てに!!の巻 感想
最新話はこちらから!
マッスルスパークをも上回る必殺技、登場!
いや、マジか!? ファンの間では数十年前から作中でも最強として君臨し続けていた技。
しかしシルバーマンはその開発者であり、色んな意味でオリジナル。弐式奥義はスパークの完成系だとしてもおかしくない。
マッスルスパークは二世で登場した際に『あまりの破壊力にキン肉マンほどの男が使っても自身の肉体に大きな負担を強いる』という諸刃の剣であることが提示されていた。
もしもその反作用すらも強化されているとしたら、シルバーマンの命は? そもそもスグル版のマッスルスパークでもサイコマンをノックアウトする威力は有るはずだが?
あえてスグル版ではなく今回の奥義を繰り出しているということは、副作用を克服した技なのか?
しかし、副作用が無いのが今回のシルバー版だとすれば、ならばそれを壁画に書き残した方が自然…うーむ。
まず、“マッスルスパークが完全無欠である”という前提なので、その上を行くというのが『完璧超人は完璧だから完璧超人』と同じような言語的な問題を孕む。
マッスルスパークの亜種というか応用技なのか? そして天が変形ということは、地の部分は?
そして受け手となったサイコマン。
サイコマンがマグパを研究していた分の時間、奥義を研鑽していれば外し方も有ったのだろうか。
というか、弟子に当たるネプチューンキングはマグネットパワーだけに頼らずにその他の凶器攻撃などの“悪行超人的な”攻撃手段を用いていたが、サイコマンは全く使わない。
そういう意味で言うと、ネプキンはサイコマンの弟子でありながらそこで留まらず、さらに発展性を追求し、ソードデスマッチなどを提案していた。
サイコマンは、ずっと過去のシルバーマンとマグネットパワーにすがりつき、新たな時代の完璧超人たちを見ようとしなかった。
もしもネプチューンキングがサイコマンを変えていたか、サイコマンがネプチューンキングにそのあたりのことを教えられていたら。
正義超人や悪魔超人ならば当たり前にできていることが出来ない。それが完璧超人の完璧超人たる所以。
次回、サイコマンの顔芸に期待しつつ待て!
- 関連記事
スポンサーサイト