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マレフィセント 感想【総合:☆☆★★★】

 映像:☆☆☆★★
 キャラ:☆☆★★★
 ストーリー:☆★★★★
 俳優:☆☆☆★★
 総合:☆☆★★★


 録りためていた映画を観ています。今回はマレフィセント
 眠れる森の美女の有名な悪役、マレフィセントのスピンオフムービー。
 映画に隠された彼女の深い愛とは? そして彼女の目的とは? 黒い妖精の新たなる物語。

 初めに言っておくべきこととして、この映画、眠れる森の美女の世界観とは繋がっていない
 つまり、このマレフィセントは眠れる森の美女とは全く関係ない名前とデザインだけを借りて来た別キャラクターである
 劇場版ハカイダーとか、手塚治虫のスターリンクシステムにおけるロック・ホーム的な扱われ方だと考えて良い。
 そのため、原作アニメ版に有った『揺り籠も~~!』や『それにニンジンだ』、『プライムローズでなくなる』などの名シーンもまるごとカットである。
 まあ、何が言いたいかといえば、眠れる森の美女のファンからすると、換骨奪胎されたセルフパロディくらいに考えておくと可。
 原作のスピンオフだと思ったから見たのに、原作設定とはかなり食い違う映画、いや、まあ、それは良いんです。
 同じ内容でも別のタイトルだったら俺は観ることがなかっただろうし、商業的には成功していると思う。

 というわけで、この映画の評価としてはこの作品単体として評価すると……んー、イマイチ。
 マレフィセントが王様への復讐を娘が生まれるまで待っていたのもよくわからないし、なぜ復讐に王女を巻き込まないといけないのかもわからないのだ。
 深い愛を持っているキャラクターだと再三語っているにも拘わらず、時間を置いて冷静になっている頃に無意味に手の込んだ呪いを使う行動に共感できない。
 茨の壁やドラゴンの登場など、原作要素の再現シーンが作劇的に意味を成していないのだ。どちらも丸ごとカットしてもメインシナリオとは干渉しない。
 オリジナルキャラクターとして独立させなければいけないマレフィセントを眠れる森の美女の様式に引っ張られた結果、よくわからないキャラクターになっている。
 他にも原作と違って行動が無意味にイラつく三妖精や、キャラの立っていない王子など、退屈なシーンが続く。

 原作再現とオリジナル要素を混ぜた結果、どっちつかずになってしまっている映画。
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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

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ママチャリ日本一周するために仕事を辞める変人。
特撮・古マンガ好きの若いのに懐古という変人です。

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