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うる星やつら ビューティフルドリーマー 感想(総合:☆☆☆☆★)

 映像:☆☆★★★
 キャラ:☆☆☆☆★
 ストーリー:☆☆☆★★
 俳優:☆☆☆☆★
 総合:☆☆☆☆★

 撮りためていた映画を見ています。今回は劇場版うる星やつら ビューティフルドリーマー! 今回の視聴は…10回目くらい?
 ドタバタと学園祭の準備を進める友引高校。あたるたちは明日から本番だというのに終わる気配のない準備に追われ続ける。
 そんな中、あたるたちのクラスの担任教師・温泉マーク(というあだ名)が、“日に日に”やつれていく。
 その現状から帰宅を進める保健室の霊能力者・さくら。家に帰った温泉マークの家は、数日留守にしていただけだというのにカビに覆われていた。
 その現状を突き付けられ、さくらも温泉マークのある仮説を信じざるを得なくなった。すなわち『自分たちは学園祭初日という一日を繰り返している』…。

 高橋留美子の代表作のひとつ、うる星やつらの二作目の劇場版。
 原作よりも諧謔的な言い回しが多く、受ける印象はかなり異なるのがテレビシリーズの特徴だが、それはこの劇場版でも健在。
 この作品のキーパーソン、夢邪鬼も原作ではなんでもない話に登場したゲストキャラクターでしかなかったりする。

 この作品は後にアニメ界にこの人ありとされる押井守監督作品であり、当人の出世作のひとつ。
 押井守のフレーバーが存分に染み込みつつ、他の作品のように強すぎないため、押井守入門としても最良の作品。
 夢と現実、人間の思考と理想、エゴなど後の攻殻機動隊にも通じるテーマではあるが、かなりライトに分かりやすく、エンターテイメントとしてのバランスを保っている。
 ただし作画のクオリティは決して劇場版と呼べるものではなく、テレビシリーズよりやや良いといった程度。そもそもテレビアニメ版も低予算制作のため低水準のため、まあ、その…お察し下さい。
 それを補って余りある画面構成と退屈しない映像作り、原作クラッシュし、作画崩壊をし、それでもなおアニメーションとしての体裁を保つ押井守の生き様を感じる映画。
 今見ると古臭いものではあるし、押井守に興味が無いならば別に観なくて良いが、これから攻殻機動隊に挑戦する、とかだったら予習感覚で見ておくといい。
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テーマ : 映画レビュー
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ママチャリ日本一周するために仕事を辞める変人。
特撮・古マンガ好きの若いのに懐古という変人です。

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