目撃 感想【総合:☆☆☆★★】
映像:☆☆☆★★
キャラ:☆☆☆★★
ストーリー:☆☆☆★★
俳優:☆☆☆★★
総合:☆☆☆★★
録りためていた映画を観ています。今回は目撃。
凄腕の泥棒が数多のセキュリティを突破して豪邸に侵入したが、そこに家の主が帰って来てしまう。
金庫の中に隠れてやり過ごそうとする泥棒だったが、帰って来たのは家主の若い妻と、アメリカ大統領だった。
大統領と若妻の不倫というだけでもスキャンダルだったが、なんとふたりはセックス直前に殴り合いとなり、悶着の末、若妻が殺害される。
隠ぺいしようとする大統領とSP、その証拠を持って逃げた泥棒。
巻き込まれる泥棒の娘、SPたちの半端な隠滅から事実に到達しようとする警察、それぞれの思惑が交錯する。
アクションをしない悪役でありながら、妙に味のある主人公が魅力的。
スリラーとしてはかなりバランスよく固まっており、監督・主演のイーストウッドがかなり良い味をしている。
“馬鹿な大統領”が無能すぎる印象が受けるが、これで有能すぎると逆に話として成立しないし、これはこれでOK。
説得力のあるキャラクターだが、リアリティがある反面、魅力的といえるキャラクターではないかもしれない。
イーストウッドのファンなら必見。
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