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ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲 感想【総合:☆☆☆★★】


 映像:☆☆☆★★
 キャラ:☆☆☆★★
 ストーリー:☆☆☆★★
 俳優:☆☆☆★★
 総合:☆☆☆★★

 アマゾンプライムで配信していた映画を観てます。今回の映画はゼブラーマン2
 前作において地球を救ったセブラーマンだが、その際に世界を救ったヒーローとして報道され続けたことで日常は崩壊。
 教師としての職を失った上、一家は離散。そんな中、謎の科学者に拉致され、次に目を覚ますと主人公はゼブラーマンへの変身能力を失った上、東京は恐怖のゼブラシティへと姿を変えていた。
 ゼブラシティでは朝夕5時に警察官など一部の権力者が“いかなる法にも束縛されない”という法律が制定されていた。
 10分の犯罪で多くの生活弱者は痛めつけられ、弱肉強食の世の中が広がり、その頂点には“ゼブラクイーン”が立っていた。


 嘘くさい設定でも、走り抜ければ白黒付いたと言って良いのだ。
 ゼブラタイムの設定はウソ臭い。5分で集団レイプできるか? と言われれば確かに怪しい。
 しかしながら、突き詰めて考えると事後に訴えるとしても、レイプの痕跡は残るだろうが、それが5時5分のできごとか、5時6分の出来事か、2時間後には証明できない。
 全員が権力者であるというなら、実はこの法律、いくつかの注意さえ現実的にはできなくはないように思う。
 基本的に抜け道があるルールだし、これで犯罪件数が減るというのも理解できる。犯罪が犯罪でなくなるのだから。
 他にも有り得ないことは多いのだが、いざ指摘しようとすると穴らしい穴ではなかったりする。
 シナリオ的には荒唐無稽では有るが支離滅裂ではない。ちゃんと作中世界設定には合ってる。

 ただ、難を上げるなら“ゼブラーマン”ではないのだ。
 前作は冴えないオッサンが唐突に変身し、預言めいた大昔の特撮に導かれて戦うという設定だったが、今回は最初からヒーロー。
 世界観も現代に宇宙人が現れたというものではなく、劇中劇での予言も無く、世界観もディストピアな近未来フレーバー。
 キャラクターで今回続投しているのは主人公とその教え子くらい。教え子も成長したという設定で別の俳優になり活躍らしい活躍はしない。おのれディケイド。

 新キャラクターのゼブラクイーンは、エロくて美人で強い、というキャラだと思うのだが、あまり魅力的ではない。
 アクションシーンは顔出しキャラクターのサガであまり迫力が無いし、キャラクターの行動理念も良く分からない。
 ドラゴンボールのピッコロ的な表現だが、どうにも善悪論としてキャラクターが立ってないし、悪というならもっと残虐さを表面に出して欲しいし、
 そもそも、完全体のゼブラーマンの悪の要素というのが、こんなに尖っているというのも不自然。前作のゼブラーマンは善良な一般人だったからだ。
 しかも、白と黒の激突が少なく、作中で決着が着かないのだ。白黒付けろよ


 タイトルであえて“2”を付けなかったのは、おそらく販売上の戦略かな。前作を知らなくても観られるというアピールだろう。
 確かに前作を観てなくても楽しめる。楽しめるのだが、逆に前作から続けて観ても仕方ない。
 矛盾が有るわけではないが、前作から期待していたファンからはガッカリする作品。
 前作で平凡な男の活躍を描いただけに、その世界観を断ち切ってしまったのは勿体なかった。 
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