ムーミン 南の海で楽しいバカンス 感想【総合:☆☆★★★】
映像:☆☆★★★
キャラ:☆☆★★★
ストーリー:☆★★★★
俳優:☆☆☆★★
総合:☆☆★★★
アマゾンプライムで配信していた映画を観てます。今回の映画はムーミン 南の海で楽しいバカンス!
ある日、ムーミン谷に海賊がやってきた。その後、大海原へと旅立つムーミン一家は南の島に辿り着く。
ムーミンたちが南の島に行くが、谷とのギャップにハチャメチャなバカンスが始まった。
ムーミンのキャラでやる長編サザエさん。
ムーミンはフローレンに嫉妬する以外に見せ場がないし、フローレンはホテルではしゃぐ女の子、ミィはは騒ぐだけでセリフも無い。
ムーミンママが田舎のおばちゃん、ムーミンパパが田舎から出てきて金持ちだと勘違いされてもてはやされるオッサン。
ただデザインがカバなだけのステレオタイプキャラクターになっていて、ムーミンの寓話性が無くなっている。
子供向けのアニメーションとして観れば十分な水準だが、含蓄溢れる寓話的なムーミンを期待していただけにガッカリだった。
ムーミンというバックボーンを捨てて、ただのアニメとして見ると、児童向けの内容のないアニメ、という感想で終わる。
魅力的なキャラクターに改変するなら構わないが、テンプレートで薄っぺらいキャラクターになっているだけ。
いつもマイペースに動じないキャラクターたちが、バカンス生活に辟易するシーンは観ているこっちも元気にはならない。
バカンスシーンもこれというアイデアが無く、退屈な映像が続く。
常に全裸のキャラクターが、カジノで金を稼いでセクシーな水着を買うシーンは、ツッコミ入れたら負けかな、と思うレベルの暴走。
ツッコミ待ちでボケている相手にツッコミを入れるのは、凄まじく癪だ。
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