劇場版 ムーミン谷の彗星(2015) 感想【総合:☆☆★★★】
映像:☆☆★★★
キャラ:☆☆☆★★
ストーリー:☆☆★★★
俳優:☆☆☆★★
総合:☆☆★★★
アマゾンプライムで配信していた映画を観てます。今回の映画はムーミン谷の彗星。
ある日、ムーミン谷で花が灰まみれになっていたり、異変が起こる。
谷の哲学者はそれが彗星の接近が理由であると告げる。ムーミントロールと友人のスニフは事実を確かめるべく天文台へと冒険に出発する。
その途中、スナフキンやスノークのお嬢さんに出会う。
含蓄いっぱいのムーミン節がいっぱい。
映像はフェルトで作った薄っぺらい人形を動かすストップモーション。
安っぽいと言えば安っぽいし雑に見えるところも散見される。シナリオも流星が来て、それを洞窟に隠れてやり過ごす、それだけ。
ただ、天文台に行くという目的ではなく、なんでもない冒険と、その中の出会いや選択を描いている。
特に何かメッセージ性があるわけでもないが、ないわけでもない。
例えば、谷の底の宝石にスニフが拾いに行き苦労をしたり、遊びで山の上から岩を落とすとそれでケガをしそうな目に遭う人が居たり。
メッセージを汲み取ることができるならそれでもいいし、無いなら無いで良い。
俺は好きな作風だが、かといって出来が良い作品であるかを問われると困る。
決して駄作ではないのだが、人には勧められる映画でもない。
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