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ミュータント・ニンジャ・タートルズ 影〈シャドウズ〉 感想(総合:☆☆☆☆★)

 映像:☆☆☆☆★
 キャラ:☆☆☆☆★
 ストーリー:☆☆☆★★
 俳優:☆☆☆★★
 総合:☆☆☆☆★

 ネカフェで配信していた映画を観てます。今回の映画はタートルズ シャドウ
 町の平和を秘密裏に守る四人のミュータントニンジャ、その名はタートルズ。 
 ピザと兄弟を愛する彼らは前作でシュレッダーを逮捕した英雄だが、その存在は大衆には秘密にされ、数名の仲間に知られるのみである。
 異形の彼らは賛美されることなく、下水道で日々修行と町の平和のための活動を続けていた。
 そんなある日、シュレッダー脱獄計画を察知した彼らは、戦いの中で人間をミュータント化する薬品を手に入れる。
 しかしそれは逆に、ミュータントを人間にする効果も有った……。
 その薬品は、人間という存在と自身たちの異形へのジレンマへ悩むタートルズの鉄の結束に、軋轢を生むものだった。


 俺にとって20年ぶりのタートルズ視聴。
 テレビアニメ版を大昔に見たっきりで、前作も未視聴だが楽しめた。
 ビーバップ・ロックステディ・クランゲと、旧シリーズではレギュラー格だったキャラクターが本作初登場となっている。
 前作ではシュレッダーとの戦いを描いていたのだろうが、それはそれでアリ。映像的にメリハリが付いている。
 小難しい思想やテーマはなく、タートルズ四人の衝突も深刻だが見ていて憂鬱な気持ちになることもない。
 痛快な娯楽作だし、前作も見たいと思える内容。キャラクターがイキイキと描かれている。
 リーダーのレオナルドは長男的で、末っ子気の陽気なミケランジェロはムードメイカーだ。
 科学者肌のドナテロ、不器用な切り込み隊長ラファエロなど、四人の掛け合いは常に絶妙だ。

 フルCGで描かれているキャラクターで、四人とも亀忍者と同じモチーフなので見分けが付きにくいかもしれないが、
 マスクの色を変えているので、覚えてしまえば容易。シルエットでも区別が付くようにしているし、闇夜でもちゃんとマスクの区別が付くようにしているのも好感が持てる。
 吹き替えの台詞回しのセンスもよく、小ネタもしっかり入ってくる。

 テーマや思想は全く無く、勧善懲悪の痛快娯楽フルCG映画。いわゆる『予告編のまんま』な作品。
 シュレッダーや科学者があっさり退場したり、そもそもクランゲもアイルビーバックしてくれるらしいと、次回作を意識した展開。
 マイケルベイ監督作品の吹き替えで玄田哲章さんがアイルビーバックするのはトランスフォーマーシリーズでも保障済み。
 欠点といえば、三部作の二作目っぽさが欠点だが、そこは次回作への期待ということで、及第点を与えたい。
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